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BLOG 株損失1000万を取り返すノート

子育て主婦がストレスから投資に手を出して、失敗するマインド(実録)

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このブログをきっかけに、一歩でも前に進みたい。
このブログを書き始めてから、無かったことにしていた過去を振り返って考えるようになった。

株取引で1000万円を溶かした私だけど、以前書いたように、懲りずにまた株取引を最近始めている。

でも、あの時の私とは違う道を進むために、過去の失敗を整理したい。

 

私が1000万円負けた、決定的な一番の要因は「勝ったり負けたりするのが楽しいから」

コツコツドカン!をやる人は、私みたいな人が多いと思う。

投機にせよ投資にせよ、正しくまじめにすれば、1つ1つの取引でのプラマイはあっても、こんなに激しく資産を溶かし続けることはない。(きっと)
これまで、様々な書籍、教科書、サイト、ブログを読んできたが、長く投資生活をつづけ、利益を出し続けている人はたくさんいて、大体が、自分のルールを固く守り、目先の心地よい快感を求めない人たちだ。

「ああ~やられた~!」
「くそ~、今度こそ!」
「やったー!!ラッキー!」

こんな気持ちが、取引の中で感じる人は要注意。
失敗から学ぶという大事な心の機能を、無意識的にフリーズさせている。
平たく言うと、投資・投機をギャンブルとして楽しんでるだけだ。

 

ギャンブルは、運だめしに挑戦するのが面白いところ。
株もギャンブルになり得る。

ただ、くじを引くだけ、というような100%運に頼るものは物足りない。
ちょっと頑張った感、操作した感があると、勝った時には自分が運をコントロールしているような高揚感、達成感、万能感を感じてさせてくれるし、負けた時には「運がなかっただけ」と自分の無能さや不勉強を棚に上げることができる。

本当は努力していないのに、頑張った気分にさせてくれる仕掛けが、パチンコ、スロット、競馬、競輪etc.にはある。

株取引はどうだろうか。
やりようによっては、ギャンブルになり得ると思う。
というか、私が今まで株取引でやっていたのは、ギャンブルだったのだと思う。

 

苦しくて、苦しくて、心が“ギャンブル”に逃避する毎日

朝4~5時に次男のおっぱいに起きて、6時に弁当・朝食作り。
7時ごろ洗濯機を回し、夫と長男を起こす。
グズグズと起きない長男に服を着せる。
ノロノロと食事も用意も進まない長男を叱り飛ばしながら洗濯物を干す。
次男の離乳食を食べさせ、おむつを替える。
8時ごろ、次男をベビーカーに乗せて、長男を幼稚園へ送ったあと、洗濯物を干す。
次男をおぶって掃除機をかける。

 

ここまでざっと3,4時間の家事育児でホッと一息つきたくなる頃に前場が始まるのだ。

狭いアパートで乳児と二人。
知り合いもいない、友達もいない。仕事も無くなった。
社会から離脱し、孤独な家政婦と化した息が詰まりそうな毎日の中で、カラカラの自分は何かを求めていた。
何かを手にしたかった。

クリックすると大きなお金が動いて、たまに驚くような利益が出た。
自分が埋没していく。
誰もほめてくれない、誰もかまってくれない。

そんな中で、大金を動かす自分に一喜一憂した。

楽しかったのだと思う。(結果的に収支はひどいマイナスでも。)…なんか書いてて辛いな(苦笑)
でも、だから、株のことも何もかも勉強しているつもりで、身になることを(お金も)何も得られていなかったと思う。
むしろ、本を読みながらも、ギャンブルに没頭するために、本当の意味で学びを得ることを避けていたかのもしれない…

 

これから、まともな人間になってやっていきたいと思う今日この頃

今は子どもが少し大きくなって、そう言えばいつの間にか、朝から家事育児でヘトヘトになることも減っている。
長男は自分でうんちのお尻を拭くようになった。
次男もオムツが外れ、自分で歩き、大人と同じ食事をとるようになった。
このブログを立ち上げて、色々な本も読むようになったのは、たぶん、少し時間と心身のゆとりが出てきたからだろう。

だから、40歳も過ぎてしまったけど、もう遅い、と思わずに少しずつ昔の自分を取り戻したいと思う。

株取引とも、適切な関係でお付き合いしていきたいです。

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